日本で一番シンプルな英語講座 2014年05月
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他動詞 見る系(その1)

前回まで、「言う系」でしたので、今回は「見る系」についてやってみたいと思います。

Look!

見て!

指を指したり、視線の方向で相手は見ると思います。
このような動詞が冒頭に来る形は、「命令形」と言われますが、日本語で「見ろ!」と言うと強すぎて使う場面がかなり限られますが、Please look! というのは、なんか変です。これは、Look! という時の差し迫った感じと、please という時の落ち着いた感じ(?)がそぐわないからかもしれません。

命令形では、

Get up!

起きなさい!

これを「起きろ!」というと日本語でも強すぎる感じがします。

「早く起きてちょうだい」というのも日本語ではこれに代わる言い方ですが、 直訳みたいにして、I want you to ... 、 I hope ... 、 Why don't you ... (あなたに~してほしい、私は望む、どうしてあなたはしないのか)みたいな長い文は、多分その場の差し迫った雰囲気に合わないでしょう。
「直訳」の難しさと危険性があります。

Watch it!

気をつけろ!

横断歩道を渡っているとき車が向ってきたような場合に、一緒に渡っている人に「気をつけろ!」は、男性の言葉としては普通です。女性が使うと「気をつけて!」になるように、言葉(この場合は日本語)とは歴史を経てきた「結構微妙なもの」なので、「ネイティブなみになる」ことは至難の業です。一方、我々学習者は、楽しく「コミュニケートできる」ことが目的ですのでネイティブなみになる必要はありません。この場合、日本語を学んでいる外国人であれば、「気をつけてください!」と叫ぶでしょう。

本題とそれてしまいましたが、Look は、自動詞ですのでこのように単独で使えますが、watch は他動詞ですので、単独では使えず、ここでは it を伴っています。 

I'm looking for my watch.

時計を探しています。(何をしているんですか、という問いに)

I saw your watch at the kitchen.

あなたの時計、キッチンで見ましたよ。

look は自動詞のため、目的語(この場合は my watch)に直接つかず for が付いているのに対し、saw は、他動詞なので your watch が前置詞なしで付いています。
自動詞、他動詞の関係は、このように厳密であるので、我々学習者は従うしかありません。ただし、ある意味シンプルな法則なので、少しずつ感じをつかめていくと思います。

I saw the movie yesterday.

昨日、その映画を見ました。

I have seen a tiger.

私は、トラを見たことがある。

I saw a car accident last night.

昨晩、交通事故を目撃しました。

Look at the tower over there.
I can't see it. Where is it?


向こうのタワーを見てみて。
見えません。どこですか。

look は「方向性」を含んだ「見る」なので、目標物があるときに使われます。
これに対して、see は、「見えている」イメージがあるようです。この場合、方向性をそちらに向けれないわけではなく「見えない」ということが話題ですので see が使われています。

I watch TV every day.

私は、毎日テレビを見ます。

冒頭の Watch it! のように watch には、「注意して見る」というイメージがあるようです。
「私はテレビを漠然と見ている」という反論もありそうですですが、テレビは動くもの(動画)なので、この新しい電化製品(発明当時)にwatch を使うようになったのかもしれません。

なぜ映画は watch ではないのか、という疑問もあると思いますし、テレで映画を見た場合はどうするんだ、という疑問もあると思います。(日常会話では、テレビや映画の話題はよく出てくると思われるので、これで毎回悩んでは大変です。)

I watch a baseball game on TV.
I watched Matrix on TV last weekend.


私は、(習慣的に)テレビで野球を見ます。
私は、週末にテレビで「マトリックス」を見ました。

watch に翻弄されてもつまりませんので、基本的に「見る」では see を用い、方向性があるときに look 、テレビを見るときは watch ということでいいと思います。

2014/05/15 11:06 | 未分類COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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