日本で一番シンプルな英語講座 the
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the

a や -s は、前回見たとおり難しいですが、それ以上に難しいのが the です。

Long long time ago, there was an old man in a village.
One day the old man went to a mountain to cut woods.


昔々、ある村におじいさんが住んでいました。
ある日、おじいさんは、山に木を切りに行きました。

二回目のおじいさんは、「その」おじいさんですので、the が付いています。
二回目のおじいさんを、an old man とすると、別のおじいさんということになってしまいます。
数えられる名詞(この場合、おじいさん)は、a(またはan)を付けるか(a man)、the を付けるか(the man)、複数にするか(men)、the の付いた複数にするか(the men)の4択です。

When he saw a tree, he found a baby in a red dress at the root of the tree.
He held up the baby. The baby kicked on his nose.


彼が、(一本の)木を見たとき、赤ちゃんが赤い服を着て、木の根元にいるのを見つけました。
彼が、赤ちゃんを持ち上げると、赤ちゃんが彼の鼻を蹴りました。

木や、赤ん坊は、初めて出てきたので「その」というのも変なので aが付いています。
ここで難しいのが、the root 根元 です。
ここで、 a root としてしまうと、この木の根元ではないことになってしまいます。

the root そのものは、初めて登場したのにも関わらず、ここでは「その木」の根元であることは明らかなので the root になっています。

例 He went to a house. He opened the door. The door knob dropped.
彼がある家に行き、ドアを開けると、ドアのノブが落ちた。

He dropped the baby.
The baby fell down in the river and died.


the river も初めて出てきましたが、彼が赤ん坊にキックされた場所での river なので the river となるようです。ここでも、a river とすると、ネイティブは「いったい急に関係ない場所の川がどうして出てきたんだ」と感じるらしいのです。

The old man went back to his house.
He told his wife about the story of the baby.


the story は、もちろん「赤ん坊の話」なので、the が付いています。

So,his wife called the police.
Two policemen came and arrested him.


そうしたら、彼の妻は、警察を呼んだ(電話をした)。
二人の警察官が来て彼を逮捕した。

「警察」などの特徴的なものは、the が付いて用いられることが多くあります。
例 the Internet

冷たいようですが、こういう特殊な感じの使い方は、自分で読んだりしながら慣れていくしかありません。
なんとなく the が付くような印象が、これらの the が付くものにはあります。
世界に一個であったり(the earth, the sun)、順番であったり(the first, the second, the highest)、その他なんとなく「特殊な感じ」を醸し出しているようです。

彼の妻ということで、his が付いていますが、 man の前に、hisのようなもの(her,my,your,theirなど)、thisのようなもの(that,those,theseなど)、some,any,another,each,everyなどが付くと、a や the は、付くことができません。one, two, three などの数もそれで、two policemen にもそのせいで the が付いていません。
これは、the が「その」というように「特定すること」が目的の言葉なので、他の特定しているこれらの言葉が付けば付ける必要がなくなるということのようです。

いずれ、これは、とんでもなく難しいことです。
そのため、あまりプレッシャーを感じたり、それのために話すことを億劫になるのは、得策ではありません。

多くの学習者は(自分も含め)必ず間違いますので、気軽な気持ちで、少しずつ慣れていくようにしましょう。
(不思議なもので、ネイティブは、絶対間違わないようです。)



2012/11/04 20:05 | 未分類COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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