as その5
これまで、as について、「のように(のとおりに)」、「につれて」、「として」、「ので」、「と同じくらい(の)」と5つについてやってきましたが、今回で最後の「のときに」になります。
これも、多く使われるもので、as は、このように「それぞれがとても多く使われるのに、全く意味が異なる」ということが、多くの学習者を困惑させます。
今回の「のときに」の使われ方ですが、手持ちの辞書(オーレックス英和辞典(旺文社))で引いてみると、「‥・するときに、‥・しながら (2つの動作がほぼ同時に行われることを表し、when や while よりも同時性が高い)」と説明がありました。
ここでハタと気がついたのですが、この「同時性」ということで考えれば、最初に述べた5つの全く違って見えた as が、なにか共通している感じがしてきます。そう考えると、as は、最初は「同時」または「同等」の意味で使われていたものが、長い年月で、このようにいろいろな意味を表すようになったのではないかとも予想されます。
I felt uneasy at my right leg as I stood up.
I was embarrassed as I fell down on the road.
立ち上がった時、右足に違和感を感じた。
道路で転んだとき、恥ずかしかった。
As I walked downtown, I met him.
As I left my house, my cellphone rang.
街を歩いている時、彼に会った。
家を出たとき、携帯が鳴った。
As we entered the house, some ghosts welcomed us.
I saw her as I was getting off the bus.
その家に入った時、幽霊たちが我々を歓迎した。
バスを降りる時、彼女を見た。
以上、書いてみましたが、これらの as は、when に変えても、意味は同じだと思います。
「のように」や「として」の as は、as を使わないと、なかなか表現しにくいですが、「のときに」の as は、このように代替可能なので、as を使わなくても済みますが、最初に述べたように、よく使われますので、書物などを読んでいるときは、この使われ方も覚えておく必要があります。
同じように、「ので」は、because や since を使っても同じことが表せます。
ただ、as は、このように多くの意味を含んでいるので、また2文字と短いせいか、他のいいかたより「さりげない」感じがします。
because を使えば、「なぜならば」と少し強いかもしれません。
ただし、こういったニュアンスは、感覚的なもので、ネイティブがどう感じているかはなかなかわかりません。多くの文などに触れることで、それぞれ「しっくりくる」ということが出てくるのだと思います。
われわれ学習者は、あまり迷わず、とりあえず使ってみるのがおすすめです。
これも、多く使われるもので、as は、このように「それぞれがとても多く使われるのに、全く意味が異なる」ということが、多くの学習者を困惑させます。
今回の「のときに」の使われ方ですが、手持ちの辞書(オーレックス英和辞典(旺文社))で引いてみると、「‥・するときに、‥・しながら (2つの動作がほぼ同時に行われることを表し、when や while よりも同時性が高い)」と説明がありました。
ここでハタと気がついたのですが、この「同時性」ということで考えれば、最初に述べた5つの全く違って見えた as が、なにか共通している感じがしてきます。そう考えると、as は、最初は「同時」または「同等」の意味で使われていたものが、長い年月で、このようにいろいろな意味を表すようになったのではないかとも予想されます。
I felt uneasy at my right leg as I stood up.
I was embarrassed as I fell down on the road.
立ち上がった時、右足に違和感を感じた。
道路で転んだとき、恥ずかしかった。
As I walked downtown, I met him.
As I left my house, my cellphone rang.
街を歩いている時、彼に会った。
家を出たとき、携帯が鳴った。
As we entered the house, some ghosts welcomed us.
I saw her as I was getting off the bus.
その家に入った時、幽霊たちが我々を歓迎した。
バスを降りる時、彼女を見た。
以上、書いてみましたが、これらの as は、when に変えても、意味は同じだと思います。
「のように」や「として」の as は、as を使わないと、なかなか表現しにくいですが、「のときに」の as は、このように代替可能なので、as を使わなくても済みますが、最初に述べたように、よく使われますので、書物などを読んでいるときは、この使われ方も覚えておく必要があります。
同じように、「ので」は、because や since を使っても同じことが表せます。
ただ、as は、このように多くの意味を含んでいるので、また2文字と短いせいか、他のいいかたより「さりげない」感じがします。
because を使えば、「なぜならば」と少し強いかもしれません。
ただし、こういったニュアンスは、感覚的なもので、ネイティブがどう感じているかはなかなかわかりません。多くの文などに触れることで、それぞれ「しっくりくる」ということが出てくるのだと思います。
われわれ学習者は、あまり迷わず、とりあえず使ってみるのがおすすめです。
2013/06/16 17:18 | 未分類 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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